2009年12月29日

仙台空港アクセス鉄道”失速“ 予想外の航空旅客減

仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)が、早くも経営の立て直しを迫られている。2007年3月の開業後、世界的な不況の影響で航空旅客が伸び悩み目算が狂った。このまま推移すると、金融機関からの借入金の元本返済がピークを迎える12年度ごろにも資金繰りが悪化する恐れがある。出資する宮城県は年度内に具体的な行動計画を決める方針だ。

 仙台空港アクセス線の工費は計約330億円。うち167億5000万円を、県と金融機関からの借金で賄った。

 借り入れから5年間据え置かれた金融機関への元金償還が、09年度から始まった。返済金額は徐々に上がって12年度に一気に大きくなり、元利合わせて年間最大8億円に達する。

 同社の09年3月期決算によると、営業収入は6億8100万円。対する営業経費は13億8200万円で、7億100万円の営業損失を計上した。営業経費には帳簿上の減価償却費が含まれているが、資金繰りの苦しさに変わりはない。

 同社には、工事費を圧縮して確保した内部留保が約20億円あるが、関係者は「元金償還が本格化すれば経営は持たない」と口をそろえる。

 収支計画を狂わせたのは乗客の伸び悩みだ。不況をはじめ原油高、新型インフルエンザ流行などの影響で航空需要は減り、沿線への商業施設の出店ペースも鈍かった。

 仙台空港の利用客数は06年度をピークに2年連続で減少。当初1日1万人を見込んだアクセス線の乗客数は需要予測の7割未満の6950人(07年度)にとどまり、09年4〜9月は6370人にまで落ち込んだ。

 宮城県は8月に公表した支援プランで「東北を代表する仙台空港に直結する鉄道は必要なインフラ」と位置付け、本年度中に行動計画を策定する。

 具体的には、建設費として貸し付けた78億円の利払い減免を含めた対策を検討。89億円を貸し付けた金融機関に対しても、元金償還ペースの緩和や償還期間の延長などを要請できないか、事務レベルで話し合っている。

 一方で、沿線への住宅の張り付きは明るい兆しが見え始めた。周辺に住宅地が多い美田園駅の09年度上半期の利用者は、5月を除き前年比10〜30%増。同駅周辺の世帯数は開業時の3.2倍、人口は2.5倍に増えた。

 仙台空港鉄道の斎藤進社長は「アクセス線は公益性の高い事業。銀行など関係機関には経営改善策への協力をお願いしたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000007-khk-l04
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来年も苦しい状況は続くのでしょうから、抜本的対策をすべきなのでしょうね。空港近辺に大型商業施設でも誘致するのが良いのかもしれませんね。


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posted by sendai2008 at 06:27| 仙台市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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