2010年01月24日

巨木ケヤキ、受難の時代 「歩行に支障」住民悩む 仙台

 杜の都のシンボル、ケヤキが受難の時代を迎えている。巨木化した街路樹が住民生活を脅かし、一部は切り倒されている。このまま「厄介な木」として敬遠されてしまうのだろうか。(夕刊編集部・神田一道)

 「ここまで大きくなると、手間が掛かって仕方ない」
 宮城県仙台市泉区の将監地区。クリーニング店を営む鈴木公子さん(72)は、目の前に立ちはだかるケヤキを恨めしそうに見上げた。

 高さ約7メートル。秋には鮮やかな紅葉の並木道に変身するが、間もなく鈴木さんの頭を悩ませる問題が発生する。路上にたまる大量の落ち葉だ。
 「1日3回掃除しても間に合わない。掃いても掃いても、朝になると店の前は落ち葉でいっぱいになる」

 それだけではない。大木となったケヤキの根が歩道を持ち上げ、路面をでこぼこにする。張り出した枝葉が信号機を隠して交通事故を誘発する。根が下水管に侵入し、詰まらせる。

 暮らしに潤いを与える街路樹だが、そばで暮らす鈴木さんには「厄介者」の存在だ。「市には早く大木を撤去してもらいたい」と言う。

 市民の苦情を、行政はどう受け止めるのか。
 仙台市役所6階、建設局公園課を訪ねると、主幹の佐々木亮さん(45)は「大木化した街路樹は各地で問題になっている」と顔をしかめた。

 佐々木さんによると、仙台市内では戦後、「杜の都」にふさわしい風格を備えた木々が街路樹として植えられた。

 とりわけ人気が高かったのは枝ぶりが見事なケヤキだ。植樹数9765本は2位のトウカエデ(6760本)を大きく引き離して街路樹の中ではトップ。「ケヤキを植えておけば間違いない」という状況が続いた。

 変わったのは10年ほど前。大きく育ちすぎた並木が歩行者の障害になる弊害が目立ち始めた。このため、仙台市は2008年にまとめた維持管理方針で「幹が太くなって通行に支障がある場合は若木に植え替える」ことを決めた。

 鈴木さんの店と目と鼻の先にある市道。約430メートルの区間には小ぶりのハナミズキが36本植えられている。かつて道路の両側にはケヤキの大木60本が並んだが、住民の苦情を受けた市が、歩道拡幅工事に合わせて伐採した。

 「ケヤキに罪はないが、育ちすぎた樹木は住宅地にふさわしくない」。撤去を要望し続けた将監西町内会長の関内昭一さん(67)は、ため息交じりにつぶやいた。

 ケヤキと人とが共生する術はないのか。解決の糸口が泉区の長命ケ丘地区にあった。

 17日早朝、長命ケ丘1丁目公園に14人の住民が集まり、ケヤキの落ち葉に米ぬかを加えて堆肥(たいひ)化する事業に取り組んでいた。

 区のコミュニティー活性化事業の一環。町内清掃で集まる大量のケヤキの落ち葉を有効活用することでごみを減らし、住民のきずなも強める「一石二鳥」を狙っている。

 「作業を通していろんな人が集まってきた。腐葉土だけでなく、町民同士の交流も生まれてきた」。町内会長の世永日出雄さん(71)は、ケヤキがもたらす人と人とのつながりに意義を見いだす。

 大事なのは、人と街路樹が良好な関係を保つことだ。仙台を真に「杜の都」にするため、どのように維持と植え替えを図るべきか。ケヤキが仙台で植樹されて約60年、大木化した街路樹はわれわれにそんな問題を投げ掛けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100123-00000012-khk-l04
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折角大きく育ったけやきが、厄介者になっているとは残念ですね。落ち葉に関しては、ボランティアを募るなどして沢山の人で分担して掃除するようにしたらよいと思うのですが、そんなことをしたがる人はいないのでしょうか。


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posted by sendai2008 at 14:53| 仙台市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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